
ニュース
NHK「てれまさむね」で、放射線診断科 高瀬准教授の取り組みが紹介されました
平成26年5月20日(火)放送の、NHK仙台放送局「てれまさむね」にて、放射線診断科 高瀬圭 准教授が取り組んでいる原発性アルデステロン症の治療について放送されました。
原発性アルドステロン症とは、副腎から多くのアルドステロン(高血圧ホルモン)が分泌され高血圧を招き、放置すると重い合併症を起こすことがある病気で、高血圧症の約10%を占めると言われています。
原発性アルドステロン症についての詳細は下記URLをご覧下さい。
当院では、高血圧の原因となっている副腎の病変(アルドステロンを分泌する腺腫(良性腫瘍))をCTで見なが細い針を刺して電気(ラジオ波)で焼き、アルドステロン分泌を正常化させる新しい治療の開発を行っています。
治験の詳細は下記URLをご覧下さい。
http://www.crieto.hosp.tohoku.ac.jp/seedlist/seed01.html
尚、原発性アルドステロン症の病型のうち、従来の内視鏡手術の対象となる方の一部が、本治験の適応となり、両側副腎に原因がある症例は、従来通り、降圧薬内服による治療となります。
番組に出演した、高瀬准教授が開発責任者となっているシーズ「IVRによる高血圧根治術 −副腎静脈サンプリング技術を応用した原発性アルドステロン症の低侵襲治療−」は当センターの支援シーズとなっております。