東北大学病院臨床研究推進センター

Clinical Research, Innovation and Education Center, Tohoku University Hospital

東北大学病院臨床研究推進センターは、医学系の研究開発をサポートするとともに、基礎研究の成果を臨床の場に実用化する橋渡しをいたします。

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ASU寺子屋を開催しました

2019年11月22日(金)に、東北大学病院臨床研究推進センターバイオデザイン部門主催で、ASU寺子屋(セミナー)を開催しました。本セミナーは、ASU(Academic Science Unit)やジャパンバイオデザイン経験者、または現役の企業の方に講師になっていただき、ASUで培うべき観察眼や医療スタッフとの信頼関係づくり、医療機器開発経緯、失敗談を共有いただいてASUの活動に役立てていただくと同時に、参加企業の満足度向上や事業創出の支援を行うことを目的として開催したものです。

 

ASUでは、これまで5年半で1,300名以上の企業開発研究者を、東北大学病院を中心とした医療現場に受け入れて来ました。日頃より、デザイン思考に興味がある、実際のASU活動に役立てたい、現場ニーズの特定や選択の手法を学びたい、ニーズ解決策のアイデア出しの手法を学びたい、自社のビジネス課題を考えるヒントにしたい、課題解決型の思考を身につけたい、などを学ぶセミナーの開催要望があり、それにこたえる形で、特に現在ASUにご参加されている企業の皆さま、これからASU活動にご参加を検討中の企業の皆さまを中心に参加いただいて開催しました。

 

本セミナーでは、ASUに参画いただいた3名(3社)の共同研究員の方に、ASUに参加して得られたことや苦労したことなどを発表いただきました。
ASUに参加する際のスコープの設定の重要性や、ASUでの試行錯誤とそこで気づいたバイオデザイン手法の重要性などを具体的な事例に基づいて説明いただきました。
各方面の会社の方にご参加いただきましたが、ニーズ指向で新規の医療デバイスのアイデアを創出する悩みは各社で共通しており、非常に活発なディスカッションが展開されました。
また、ネットワーキングを兼ねた懇親会にも多くの企業の方に参加いただき、引き続き熱い議論が展開され、参加者にとって得るものが多い会合になりました。

 

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