
活動報告
東京分室開室記念シンポジウムを開催しました
12月15日(金)8月に新設した東京分室の開室を記念してシンポジウムを開催しました。東京分室が入居する日本橋ライフサイエンスビルを会場として、医薬品・医療機器の関連企業をはじめ、行政および医療機関から120名にご参加いただきました。
シンポジウムでは、まず始めに、下川宏明センター長から開会挨拶として東京分室および国際部門を新設した経緯や役割などを説明した後、当センターのこれまでの実績、国際化や東北の枠を超えた日本発の医療技術の発信に向けたこれからの展望を講演しました。
事例紹介では東北大学より当センターの開発研究支援を利用する、宮田敏男教授(東北大学大学院医学系研究科分子病態治療学分野)と佐々木啓一教授(東北大学大学院歯学研究科 研究科長・歯学部長)から、それぞれ医薬品開発、医療機器開発について当センターの活用や支援のありかたなどについてご講演いただきました。
続いて、当センターバイオデザイン部門 中川敦寛 特任准教授より、企業が病院内のベッドサイド(医療現場)でニーズを探り、バイオデザインの手法を用いた医療機器開発を進めるプログラム「ASU(アカデミック・サイエンス・ユニット)」について、講演をしました。
次に、当センター国際部門 鈴木由香 部門長より、国際部門と東京分室の設置にあたり、当センターの新しい取り組みやグローバル展開について説明がありました。
最後に、「CRIETOへの期待」と題して公益財団法人先端医療振興財団臨床研究情報センター(TRI)福島雅典 センター長と、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)臨床研究・治験基盤事業部 河野典厚 部長から、それぞれ、日本の医療イノベーションにおける大学の使命と国際展開の重要性について、医薬品・医療機器開発における人材教育と輩出、革新的医療技術創出拠点の役割などについて、当センターに対する期待を込めたご講演をいただきました。
特に、国際部門が提供する5つの支援内容「フリーコンサルテーション」「開発ロードマップ相談」「開発案件に対する目利き」「開発中品目の臨床試験受注」「メディカルライティング指導」や、医療機器開発のグローバル化など、来場者から多くの関心をお寄せいただき、当センターの取り組みへの期待を感じる会となりました。
下川宏明 センター長 開会挨拶
司会 池田浩治 副センター長(開発推進部門 部門長)
宮田敏男 教授
(東北大学大学院医学系研究科分子病態治療学分野)
佐々木啓一教授
(東北大学大学院歯学研究科 研究科長・歯学部長)
バイオデザイン部門 中川敦寛 特任准教授
国際部門 鈴木由香 部門長
公益財団法人日本医療研究開発振興財団 臨床研究情報センター(TRI)
福島雅典 センター長
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)臨床研究・治験基盤事業部
河野典厚 部長
青木正志 副センター長 閉会の挨拶
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東北大学病院臨床研究推進センター 国際部門
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E-mail:global*crieto.hosp.tohoku.ac.jp
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