4月19日（火）ASUセミナーを開催しました。

世界最大級の感染症対策・研究機関として知られるアメリカ疾病予防管理センター （CDC）の研究員として 活躍されている神谷英美子氏と、自治医科大学及び厚生労働省健康局結核感染症課に勤務している田村大輔氏をお迎えし、「感染させない・拡げない：あなたを守る行政機関での施策とは　～米国と日本のアウトブレイクの事例から理解する～」の題目で、ASUセミナーとしてご講演されました。

神谷氏からは最近の米国における感染症アウトブレイクの事例としてHIV（2015年）、変異型インフルエンザAウイルス(2011年）、及び2014年のエボラ熱に関するCDCの活動を紹介され、ハイリスクな感染対策の最前線が間近に伝わる内容となりました。

また、厚労省の田村氏からは、CDCにおけるスクランブル対応の事例や日本国内における感染症に対する施策の紹介があり、会場内からは感染に対する日本と米国の反応及び対応の違いなどの質問が相次ぎ、活発な意見交換が行われました。

 

講演の様子