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【受賞インタビュー】井上彰特任准教授が「第9回(平成24年度)日本学術振興会賞」を受賞
東北大学病院臨床研究推進センターの井上彰特任准教授(プロトコール作成支援部門)が「第9回(平成24年度)日本学術振興会賞」を受賞し、平成25年2月4日に日本学士院(東京・上野)にて授賞式が執り行われました。
今回の受賞について井上彰特任准教授にコメントをいただきました。
受賞について(井上彰特任准教授)
おかげさまで第9回日本学術振興会賞をいただけることとなり、上野公園の一角にある日本学士院での授賞式に2月4日出席しました。各領域から選考された24名の研究者は、「若手(45歳未満)」とはいえほとんどが教授で風格が漂っており、さらに選考委員がノーベル賞受賞者の江崎玲於奈(ワープロで一発変換されたのはさすがです)先生ほか大物揃いで、私なぞはどう考えても不釣り合いな場でしたが、同じく田舎者の両親も招待出来て良い親孝行になったかと思います。一番印象に残ったのは秋篠宮妃殿下(紀子様)との「ご歓談」で、穏やかな物腰とどんな会話にもそつなく対応される機転の良さに感服しました。私の専門である多施設共同研究は、多くの先生方と患者さんのご協力によって成り立つもので、この場を借りてあらためて深謝申し上げます。今後も肺癌診療の発展に少しでも貢献できるよう精進したいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
第9回(平成24年度)日本学術振興会賞 授賞式の様子