東北トランスレーショナルリサーチ拠点形成ネットワーク第四回実務者会議が開催されました

　東北トランスレーションナルリサーチ拠点形成ネットワーク（以下ＴＴＮ）第四回実務者会議が４月１７日に山形大学医学部で開催されました。
今回の会議では、東京大学医学部附属病院臨床研究支援センター副センター長の荒川義弘先生が「先端医療開発に向けた東大病院の取り組み」と題して、東京大学における学内連携・産学連携の体制や、臨床試験実施体制について基調講演を頂きました。

　また、山形大学医学部の冨田善彦先生より「分子標的薬開発治験の現場から－山形大学医学部腎泌尿器外科の経験－」と題して、現場の実態について腎細胞癌を取り上げご講演頂きました。弘前大学薬剤部の板垣史郎先生からはプサン大学臨床試験センターと弘前大学との連携について、秋田大学大学院医学研究科の寺田幸弘先生からはあきた治験ネットワークたちあげの経緯と現状について、東北大学の山口拓洋先生からは東北大学病院臨床試験データセンターについて、東北大学の池田浩治先生よりトランスレーショナルリサーチの役割に関して、ご講演頂きました。

　さらに、講演終了後、前回に引き続きC-IRBについて東北大学の高野忠夫先生が加わり、C-IRB構築に向けた議論が交わされました。尚、第五回実務者会議は６月５日に弘前商工会議所で開催を予定しております。