東北大学病院臨床研究推進センター

Clinical Research, Innovation and Education Center, Tohoku University Hospital

東北大学病院臨床研究推進センターは、医学系の研究開発をサポートするとともに、基礎研究の成果を臨床の場に実用化する橋渡しをいたします。

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NHKニュース7で当院の原発性アルドステロン症に対する取り組みが紹介されました

5月18日(日)放送のNHKニュース7で原発性アルドステロン症に対する当院の取り組みが紹介されました。

原発性アルドステロン症とは、副腎から多くのアルドステロン(高血圧ホルモン)が分泌され高血圧を招き、放置すると重い合併症を起こすことがある病気で、高血圧症の約10%を占めると言われています。

 

原発性アルドステロン症についての詳細は下記URLをご覧下さい。

http://www.tuh-endocrine.net/

 

当院では、高血圧の原因となっている副腎の病変(アルドステロンを分泌する腺腫(良性腫瘍))をCTで見なが細い針を刺して電気(ラジオ波)で焼き、アルドステロン分泌を正常化させる新しい治療の開発を行っています。

 

治験の詳細は下記URLをご覧下さい。

http://www.crieto.hosp.tohoku.ac.jp/seedlist/seed01.html

 

尚、原発性アルドステロン症の病型のうち、従来の内視鏡手術の対象となる方の一部が、本治験の適応となり、両側副腎に原因がある症例は、従来通り、降圧薬内服による治療となります。

 

 

番組に出演した、高瀬准教授が開発責任者となっているシーズ「IVRによる高血圧根治術 −副腎静脈サンプリング技術を応用した原発性アルドステロン症の低侵襲治療−」は当センターの支援シーズとなっております。

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