ARO協議会 第7回学術集会

ご挨拶

下川 宏明

ARO協議会第7回学術集会
会長 下川 宏明
(東北大学病院臨床研究推進センター センター長)

ARO協議会第7回学術集会を担当させていただくにあたり、ご挨拶を申し上げます。

この度、ARO協議会第7回学術集会を2019年9月26日(木)~28日(土)の3日間、宮城県仙台市の東北大学 星陵オーディトリアムおよび艮陵会館で開催させていただくことになりました。

一般社団法人ARO協議会はライフサイエンス分野のイノベーション創出を活性化するため、全国のアカデミアのネットワークを構築し、その連携推進を図り、より安全かつ有効な医療の実現を通じて国民の健康と公衆衛生の向上に資することを目的として平成25年に設立され、毎年学術集会を開催し、法人学術会員も16機関に増えるなど堅実に発展を続けております。

本学術集会では、メインテーマとして「オープンイノベーション時代におけるAROの役割」を掲げ、アカデミア発のイノベーションを実用化させるために不可欠な産学官のコミュニケーションの活性化を促すとともに、ベンチャー企業支援、臨床開発支援に関わる関係者の情報共有並びにスキルアップを図る機会にしたいと考えております。また、医工連携を旗頭にしている東北大学ならではの企画として、現場観察から始まる医療機器開発、開発成功に資する視点の重要性について共に学ぶ機会を提供したいと考えております。

プログラムについては、特別講演、企画シンポジウム、各専門家連絡会主導のセミナー、モーニングセミナー、ランチョンセミナー、ハンズオン、ミニセミナー、教育講座等を予定しております。アカデミアのみならず、産学連携に関心がある企業の皆様方にも興味を持っていただける企画を用意しております。

本学術集会に参加されるすべての皆様にとって、最新知識を学ぶだけではなく、その原点をもう一度考え直す機会になれば幸いです。多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。